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チャーロ兄弟世界タイトルマッチ!弟ジャーメル判定負け、兄ジャーマル判定勝ち  
ジャーメル・チャーロvsトニー・ハリソン

December 23, 2018
チャーロ双子兄弟のダブルタイトルマッチが2018年12月22日で行われた。場所はニューヨーク、 バークレイズ・センター。

この日の先陣を切ったのは、弟ジャーメル。トニー・ハリソンとのWBC世界スーパーウェルター級 タイトルマッチでこれが4度目の防衛戦になった。

トニー・ハリソンはプロ戦歴27勝21KO2敗で、過去、王者ジャレット・ハードにTKO負けを喫している。 しかし、身長185cmリーチ194cmと身長180㎝のジャーメルよりかなり大きい。

ハリソンは、果たしてその体格差を生かした戦いをした。接近戦を避けパンチを放つ。 強烈な一発はないが、常に遠い距離から手を出す展開。

一方、最近爆発力を付けてきた弟ジャーメルだが、今回、ハリソンの長身、リーチが やりづらいのか、なかなかクリーンヒットが出ない。お互い警戒しながら駆け引きの、 しかし、有効打がない展開が続く。
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  少し、試合が動いたのが第5ラウンド。お互いに打ち合いだす。ラウンド終了間際に ジャーメルのオーバーハンドライトがハリソンのテンプルを打ち抜き、グラつかせる。

しかしその後、お互い大きいヒットは無かったが、最終12ラウンド、またジャーメルが 今度は左フックをハリソンの顔面にお見舞い。ハリソンはよろめき、必至にクリンチの連続。 ジャーメルが良い印象を残して試合終了。

判定勝負となったが、勝者はジャーメルのように思われた。 が、実際勝利者コールはハリソンの方に。このコールを聞いて一番驚いたのは、 静かにコールを待っていたハリソンだったのか、リングを駆け回って大はしゃぎ。

判定は3-0で、116-112と115-113 が2人。大番狂わせに近い結果となった。
 
ジャーマル・チャーロ vs マット・コロボフ

驚いたのはメインカードの兄ジャーマルだったろう。兄弟タイトル防衛が、 いきなり目の前でくじかれた。

ジャーマルの相手ウィリー・モンローJrは、 薬物検査で変更となっており、試合1週間前に変更で決まった、アマチュア300勝12敗、 アマチュア世界選手権2度優勝のマット・コロボフだ。WBC世界ミドル級暫定タイトルマッチ。

コロボフはアンディ・リーとWBO世界ミドル級王座決定戦で戦い、唯一の黒星、 6ラウンドTKO負けを喫しているが、そこまでの判定ではリードしていたと言われる。 タイトルは無冠だが、ボクシングを知り尽くした試合をこの日も見せた。

というのは、弟ジャーメルが負けて兄ジャーマルの調子が狂ったのか、 またコロボフの経験が生きたのか、コロボフが第1ラウンドから再三 サウスポーの左ストレートをジャーマルの顔面にヒットさせ、試合終盤まで テクニックを披露した。また、ジャーマルも明らかに精彩を欠いた。

唯一の救いは、ジャーマルの顔の皮は厚く、コロボフのパンチが効かなかったこと、 また、コロボフがハードパンチャーでなかったことだ。もしアマチュア採点だったら コロボフが勝利していただろう。

唯一、最終12ラウンド、初めてコロボフが打ち合いに出て来たので、ジャーマルが 攻勢に出て、再三コロボフをグラつかせた。これがパンチ力の違いか。 結果、勝負は王者ジャーマル・チャーロが3-0の判定勝利となった。

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