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村田諒太 ラスベガスでのミドル級王座陥落から何を思うか  
村田vsロブ・ブラント

October 28, 2018
村田が日本時間21日、米ラスベガスで同級3位の挑戦者、ロブ・ブラント(米)と行ったWBA世界ミドル級タイトルマッチ。 ジャッジ3人の採点は119―109が2人、118―110が1人と3-0の大差で敗北を喫してから、少しの時間が経った。

32歳の村田はラスベガスにて試合後一夜明け、昨日は30分しか寝れなかったことを明かした。 「脚の早いボクサーに対して、非常に悪いボクシングをしてしまった。こんなに打たれたことは初めて。」と語った。

村田は2012年ロンドンオリンピックでミドル級で金メダルを獲得、その後プロに転向し、敗北は日本でアッサン・エンダムに ミドル級世界タイトル初挑戦したときの1敗のみ。しかし、その時の1敗もエンダムからダウンも奪い「村田の勝ちでは?」との声が 世界的にも多かった。改めて臨んだエンダムとの再戦で勝利、ついにWBAミドル級チャンピオンの称号を得た。

思えば村田はずっと走り続けてきた。本人にしか分からないことや苦労がたくさんあるだろう。 そのモチベーションを保つのも相当な物であったことだろう。

しかし、これは勝負の厳しさ。実際このラスベガスでのブラントとの2回目の防衛戦で、村田が 明らかに取ったと思われるラウンドは第5ラウンドくらい。まさに“119―109”という採点が妥当であった。

得意の両手でがっちりガードをして前進する、というスタイルが第1ラウンド最初から、なぜかいともたやすく破られてしまった。 また、ゾンビのようにタフなエンダムをノックダウンさせたような右ストレートの威力を、今回は半分くらいの力しか感じられなかった。 この2つの得意とするパターンが守れなかったら、無名のブラントに、うまくあしらわれてしまった感がある。

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ロブ・ブラントは村田と戦う2戦前に元WBA世界ライトヘビー級王者のユルゲン・ブリーマーに3-0の判定で負けている。 それ以外は負けの多い選手とばかり戦ってきたレコードの選手と言っても良い。アルバレスやゴロフキンと比べるまでもなく、 WBC世界ミドル級暫定王者のジャーマル・チャーロより、世界的には下に見られても致し方ないだろう。

チャンピオン村田より唯一ブラントが勝っていた点があるとしたら、 それはフットワークでも手数やボクシングの上手さでもなく、「もしこれを逃したら、もう一生世界タイトルの挑戦は無い、 一生日の目を見ない。」という死に物狂いの覚悟ではなかったろうか。

試合後、村田をプロモートする米トップランク社のボブ・アラム氏は「来年春にも日本でブラントと再戦させたい。 村田は人間的にも大好きな選手。頭もいいから次は違う戦略で戦うはずだ。来年の3月か4月に日本でリマッチをさせたい。」 と語ったが、果たして?

走り続けてきた村田の、また陣営の意向を待ちたい。

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